きつねさんの本

作業場が寒すぎて、
いくらドライヤーをかけても、一向にくせづけできない。
ここまで来ると、ひたすら電気代の無駄なので、一時休戦。
嫌でも暖房を入れずにいられない夜を待って、再稼動予定。
電気代も下がるしね。


葛葉稲荷のあれこれをいただいて、
いろいろと昔読んだ本を思い出したり。

中国蘇州が舞台の「蘇州狐妖記」。
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まだ学校にいたころ、書店でたまたま手にして、数ページめくり、たちまち引き込まれた本。
書生さんと人間に化けたきつねさんの物語。

ところどころ明確に説明されていない謎がちりばめられていて、
続編もありそうなことがあとがきに書かれていたんだけど、
20年たっても三巻が出ないとこを見ると、もう諦めどころなのか…
いまだに、時々作者名で検索して、続きが出ないかどうかチェックしちゃうんだけどね…

この「蘇州狐妖記」の一巻を読み終わって、
その時点ですでに二巻も出ていたんだけど、
どうしたわけか、どの書店へ行っても見つからず…

読みたいのに買えない~のじれったさでやけを起こして買ったのがこれ。
「珍見異聞」。
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目当ての本が買えないなら、
じゃぁせめて挿絵を描いてる人の本を買おう!と…
いまだに、なんでそんな発想になったのか謎だけど、
これがまた大当たりだった。

日本らしい不思議話(元ネタはあるのかもしれないけど基本創作かな)を集めたもので、
ストーリーというよりは雰囲気を楽しむ感じの漫画。
「蘇州狐妖記」と並ぶお気に入りになってしまって、何度も繰り返し読んだ。

どれくらいお気に入りかというと、
もし100巻まで出てたとしたら、100巻全部まとめ買いしたいくらい、
なんて思うほどだったり^^

が、ある日二巻の巻末に小さく書かれた「完」の文字に気づき…
まぁ、作者が完といったら完なんだろうけど、
ものすごくガッカリしてしまった。

この「珍見異聞」の一巻に、阿倍晴明ときつねさんの話がある。
裏表紙に、ラストの一節が描かれていたり。
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あ、今思い出した。
挿絵を描いた人の本ということもあるけど、
この文章とイラストが、購入の後押しになったんだったっけ…

晴明さん、ここでは一応人の子設定。
でも、最後にはきつねの子に…

読んだ当時、幸か不幸か本来の安倍晴明のことはほとんど知らなかった。
おかげで、いまでも安倍晴明と聞くと、この本の晴明さんを思い出す。


20年か…
大事にしていたつもりでも、
見た目はすっかり古本になってしまったなぁ。
やけとかシミとか…

ついこの間買ったような気がするし、
ページをめくれば、当時と同じ感覚で楽しめるけど、
それってつまり、自分の中身が20年前から進歩していないということなのか…

人間の根本って、そう変わらないのかもな。
きつねさんとのつきあいも、人生の80%越えだし…
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こんにちは。

見たことあるイラストと思ったら、
坂田靖子さんだったんですね。
昔、漫画を読んだことあります。
懐かしいな~!
河童と鬼がなんか可愛い♪

安倍晴明は少し前にプレイした
ゲームのイメージが強くて…
そのゲームの中でも晴明さんの
お母さんは狐で、
狐の姿になってしまう場面もありました。

Re: タイトルなし

こんにちは。
宙海さんも坂田さんの作品を読まれていたんですか!
なんだかすごい親近感が~

作品のジャンルが幅広い方ですけど、
自分は「珍見異聞」の他「伊平次とわらわ」が好きです。
可愛いばけもの系という感じで^^

晴明さん、いろんな媒体で大活躍ですね~
お母さん狐、正体あらわしちゃって大丈夫なんでしょうか。
それとも親子そろって頑張っちゃうとか~

こうして見ると、きつねさんの絡む物語や作品って、けっこうありそうですね。
知らなかったものを発掘するのも楽しそうです~
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こんこん堂

Author:こんこん堂
~今後の制作予定~

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